ごあいさつ
近年、子どもたちを取り巻く環境は複雑さを増す一方で、不登校・いじめ・虐待・子ども自身の持つ発達問題など様々な問題を抱えています。少子化も深刻化で兄弟体験ができない、また治安の悪化により子どもだけで戸外で遊ぶことができないなど、健全な成長や保護者にとっては安心して子育てすることが難しい環境にあります。
そんな中、最近よく耳にする言葉が「小1の壁」「小1プロブレム」があります。「小1の壁」とは、共働き家庭において、子どもが小学校に入学した後の放課後の居場所や夏休みなどの長期休暇をどうするかなど、制度上の壁のことをいいます。そして「小1プロブレム」とは、小学校入学段階で、授業中騒ぐ、立ち歩く等の姿が見られ、授業が成り立たない事態が多くの小学校で起こっている社会問題のことをいいます。
これらのことを重く捉えた政府は、『放課後子ども総合プラン』を策定し、「すべての児童と保護者にとって安心・安全な居場所を確保すること。またすべての児童が多様な体験・活動が行えるように環境整備することを早急に行う」としています。
当都島児童館は、戦後の混乱期に地域の人たちの強い願いから、子どもたちの心を取り戻す場所として、昭和24年に再建されました。
児童館に行けば、子どもが預かってもらえる。そして読み書きそろばんを学ばせてもらえると、寺子屋的な要素も備えた児童館でありました。それはまさに、現在、政府の打ち出している「安心・安全な場所」「学童期に必要な経験・活動できる場所」であり、その根幹の在り方は昔も今も変わるところがありません。
これからも都島児童館は、安心・安全な居場所として、そして知を支える基盤を大切にして、子どもたち自身が主体的にたくましく生きる力を育めるような 「子どもたちの心の拠り所」であり続けたいと思っています。
これらのことを重く捉えた政府は、『放課後子ども総合プラン』を策定し、「すべての児童と保護者にとって安心・安全な居場所を確保すること。またすべての児童が多様な体験・活動が行えるように環境整備することを早急に行う」としています。
当都島児童館は、戦後の混乱期に地域の人たちの強い願いから、子どもたちの心を取り戻す場所として、昭和24年に再建されました。
児童館に行けば、子どもが預かってもらえる。そして読み書きそろばんを学ばせてもらえると、寺子屋的な要素も備えた児童館でありました。それはまさに、現在、政府の打ち出している「安心・安全な場所」「学童期に必要な経験・活動できる場所」であり、その根幹の在り方は昔も今も変わるところがありません。
これからも都島児童館は、安心・安全な居場所として、そして知を支える基盤を大切にして、子どもたち自身が主体的にたくましく生きる力を育めるような 「子どもたちの心の拠り所」であり続けたいと思っています。