それいゆの療育

環境や遊びからの支援

見てわかる環境 職員自体も環境の一部

療育の環境を整える

言葉の理解が十分でない段階にいる子どもたちは言葉の指示だけでは、何を求められているのか分かりません。そこで「見て分かる工夫」を随所に取り入れています。まず玄関を入って靴を靴箱に片付けるのですが、そこには今履いている物と同じ写真が貼ってあったり、入室してカバンの中身を出す時には連絡帳、給食袋、手拭タオルとそれぞれのカゴにも写真や絵カードを貼り、その写真が貼ってある場所に中身を出すとカバン整理が出来るようになっていきます。 次の活動が何なのか、終わりはいつ来るのかを伝えることも、見通しをもって活動できるようになる上で大切なことです。時間は目に見えないもの、それを写真カードでスケジュールを作ります。活動の区切りごとにカードを裏返してその活動が終わったこと、次に何が始まるのかを伝えています。文字が理解できるようになると、写真から文字に移行していきます。そうなると学校で使われている時間割と同じものになっていきます。 靴箱に書かれた絵入りカードの写真等
子どもの笑顔が私たちのやりがい
一緒に「たのしい」という煌めいた瞬間を共感したい

発達を支える遊び

発達の過程として感覚遊びを通して外の世界を知っていくのですが、発達障がいのお子さんは感覚的な問題を抱えている場合も多く、そこで躓いている子どもたちもいます。 そこで、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚の五感以外に重力を感じる固有覚、バランスを調整する前庭覚等があり、それらに働きかけるような美しい遊具も使って色々な遊びを楽しんでいます。 遊ぶ子どもたち

キラリ輝く瞬間を共感する

大人との関係が深まってくると、子どもにも興味関心がむかいます。大きなトランポリンを一緒に跳んだり、友達と一緒にシャボン玉を追いかけたり、大人には出来ない子ども同士の気持ちのつながりが見られます。隣接する都島東保育園の子どもたちともさまざまな遊びを通した自然な関わりが見られます。 シャボン玉で楽しく遊ぶ子どもたち
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