社会福祉法人都島友の会 渡保育園



渡保育園についてのイメージ

特長2

豊かなこころ

沖縄の文化を大切にする

文化の街に生まれ育った渡保育園は創設以来、沖縄の伝統芸能や文化の伝承に力を入れています。普段の保育からエイサーにふれ、運動会でその成果を披露してきました。棒術や空手、獅子舞、旗頭と力強く演舞する姿は見る者をくぎ付けにします。また発表会では方言劇に挑戦、食事においてもムーチーづくりをはじめ、沖縄の味、伝統食を伝えていくなど、一年の行事を通して沖縄の文化とふれあい、その豊かなこころをつなげていきたいと考えています。

沖縄伝統の行事、ムーチー作り

サンニンの香りにつつまれ『おいしくなあれ』と心をこめて作ります。
昔も今も変わらぬ光景です。

昔、ある兄弟がいて、兄は鬼となり、村人に悪さをしていました。 妹は兄の大好きなムーチーの中に石を入れて食べさせ、兄である鬼を退治したという話がありました。その話の由来となった地が渡保育園の近くの金城町のオオアカ木です。 旧暦の十二月八日には、沖縄の年中行事のひとつである「ムーチー」が行われます。 月桃の葉に包んだ餅を作って仏壇に供え健康を祈願します。 また、子どものいる家ではそれぞれの子どもの年の数だけの餅を天井からすだれのように吊るして厄払いのまじないとしています。そのため、園でも子ども達の成長と健康を祈願してムーチー作りをしています。

自分達で作ったムーチーは美味しさ格別です

わたるっこパワー全開!! 
後輩へと受け継がれていく伝統の運動会。

迫力のある演技に拍手喝采。子ども達の演技に見ている保護者の心もあつくなります。

文化の町で生まれ育ってきた渡保育園では、伝統文化を大事にしたいという思いから、普段の保育からエイサーに触れる機会を持ち創立以来、運動会で披露してきました。現在ではエイサーの他に手作りの旗頭や獅子舞、幼稚園児による空手の演舞。また、三才児による那覇大綱引を思わせる渡大綱引きやハーリー競争も加わり、琉球の風を感じるひと時です。 年少児も年長児を真似て「イーヤーサーサー」と掛け声をかけ、友達数名でつながり、ちびっこ獅子舞が登場するなど、一緒になって盛り上がりをみせます。年長児の勇ましい姿は、年少児の憧れ。「年長児になったら、旗頭するんだ!」と目をキラキラ輝かせています。今も尚、先輩から後輩へと伝統が受け継がれ、わたるっ子パワーは見る人に感動を与えています。

発表会

発表会では5歳児が方言劇に挑戦!

使ったことのない言葉に初めは戸惑っていますが、慣れるとセリフもすぐに覚え感情を込めて演じます。この発表会を見て涙する保護者も多く、子どもたちの成長には感動させられます。


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